このたび、「よはくの本やさん文学祭」に応募した私の小説『銀の森の狼女王』を、素敵なYouTubeチャンネル「朗読・いぬい堂」様に朗読していただきました。
【朗読】「銀の森の狼女王さま」作・キラメキログ/よはくの本やさん文学祭り
復讐や憎しみではなく、過去の執着をさらりと手放して自分の幸せを見つけた女王の姿。そして、依存するのをやめて、自然とともに自分の足で歩み始めた街の人たちの姿。物語の終盤に広がる温かい余韻を、ぜひ素敵な朗読の声とともに受け取っていただけたら嬉しいです。
銀の森の狼女王の背景と想い
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札幌市中央区のシェア型書店「よはくの本やさん」が4月に実施した棚オーナー参加企画「よはくの本やさん文学祭り」。
「よはく」という課題テーマにあわせた小説・エッセイなどたくさんの作品が応募されました。
どうしてこの物語を書いたのか。それは、私自身が心に「余白」を取り戻すための試みでもありました。

当初、私は「真っ白なノートと願いを叶える不思議なペン」の物語を構想していました。しかし、執筆の途中で嶽本野ばら氏・高橋真琴氏による絵本『うろこひめ』を読んでしまって、その衝撃的な内容に頭と心が支配されてしまいました。
あまりにも強い物語の力に触れ、私自身の心に「余白」がなくなってしまったような感覚を覚え、そのざわつきを整理し、自分自身の心に再び「余白」を取り戻すために、『うろこひめ』のその後の物語を紡ぐという選択をしました。
呪いや執着、過去の痛みを「忘れる」という決断によって心に余白を作り、そこへ新しい愛や知恵を招き入れていくという主人公の新たなストーリを書くことは、私自身が心に静かな余白を取り戻していくプロセスでした。
この物語を書き上げ、こうして素敵な朗読の声となり、読んで(聴いて)くださるあなたに届く。このような表現の機会をいただけましたこと、心より感謝申し上げます。
【創作童話】銀の森の狼女王(よはくの本やさん文学祭 応募作品)
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