最近、ネットやテレビ、雑誌でもよく使われている「風の時代」というキーワード。私たちは今、200年に一度の大転換期の最中にいて、今までの常識がガラリと変わるような変化が起こり、新しい時代=「風の時代」が始まるのだとか? このブログでは、「風の時代」って何?これからどんな時代になるのか?大切なことは何か?を調べてみました。新しい時代の風に乗って生きるための準備にお役立てください。
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いつから風の時代に?「グレート・コンジャンクション」とは?
2020年12月22日、木星と土星が近づく「グレート・コンジャンクション」が起こりました。木星と土星が夜空でこれほど近くに並んで見えるのは、1226年以来、約400年ぶりのことです。
16時30分~木星と土星が大接近している模様をYouTubeにて配信します。科学館屋上にある60cm望遠鏡でも同一視野になるほど近づきます。同じように近づくのは400年ぶりのことです。次回の接近は60年後です。
木星・土星の大接近 中継【札幌市青少年科学館】 https://t.co/EmYsj6ES2O @YouTubeより
— 札幌市青少年科学館・札幌市天文台 (@SapporoSC) December 21, 2020
グレート・コンジャンクションとは占星術で定義されている概念で、ホロスコープ上で木星と土星が重なる特別な星のイベントです。20年に一度この現象が起こる時を、占星術では「時代の節目」として、社会構造や価値観の変革を象徴します。
西洋占星術の「ミューテーション」が風の時代のはじまり
また占星術では、西洋哲学の世界を構成する元素「火・地(土)・風・水」の4種類のことをエレメントと呼び、時代はおおよそ200年ごとに、火・地(土)・風・水とエレメントを変えていき、約800年かけて一巡りすると考えられています。
このエレメントの切り替わりが起こることをミューテーションいい、世界のルールが変わると言われています。2020年は「地(土)」から「風」へのミューテーションが起こり、「風」の星座(水瓶座)でグレートコンジャンクションが起こったことから、「風の時代」が始まったと言われているのです。
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鏡リュウジさん、石井ゆかりさん、ゲッターズ飯田さん、水晶玉子さん、Keikoさん、yujiさんなどの人気有名占い師の皆さんも、これから約200年続く「風の時代」が始まったと、新しい時代の到来を伝えています。
ちなみに次の「水の時代」は、水のエレメントとなる蠍座でのグレート・コンジャンクションが起こる2159年12月21日から始まります。これから私たちが生きている間は、ずっと風の時代を過ごすというわけです。
前回の風の時代(鎌倉時代)はいつからいつまで?
日本の歴史
前回は、1186年に天秤座でグレート・コンジャンクションが起こり「風の時代」が始まりました。日本の歴史では、平安時代後期に勃発した「源平合戦」の流れから1185年には、壇ノ浦の戦いが起こり平家が滅亡し、源頼朝が武士政権の鎌倉幕府を開いたというような歴史が展開されていきました。
朝廷・貴族が中心だった平安時代が終わり、身分が低い武士や農民などの地位が向上し時代の主役となり、鎌倉時代は新しい文化や価値観が生まれた時期です。
新古今和歌集や徒然草、平家物語などが生まれ、法然、親鸞、一遍、日蓮、道元、栄西らが登場し様々な形の仏教が形成されたのもこの時代です。
もしかすると、南北朝時代前後の動乱の世の中で、つれづれなるままに柔軟に生きた兼好法師の生き方に「風の時代」を生き抜くヒントがあるかもしれませんね。
世界の歴史
世界では、チンギス・ハンがモンゴル帝国を建国しました。モンゴル帝国は遊牧民の国。交易が重視され、騎馬軍団がアジアからヨーロッパまで広い範囲を支配し繁栄しました。東西のコミュニケーションが活発に行われ始めた時代でした。日本にも元寇・倭寇が襲来しましたよね。
また、1299年に建国されたオスマン帝国はイスラム教徒が治める国でしたが、キリスト教徒やユダヤ教徒などを受け入れる制度(人頭税)があり、さまざまな民族・宗教・言語の人々が共生し、多様性の社会を築き、世界の歴史の中でも屈指の強大国となり600年以上も続きました。
この時代の歴史を読み解くと風の時代の特徴として、「コミュニケーション」「多様性」「共生」などがキーワードとなり、時代を先導する担い手が変わり、新しい文化や価値観が生まれていくことが考えられます。
そして当時、世界ではアジアからペストが広がり猛威をふるい、ヨーロッパを混乱させた疫病の時代であったことも見逃せません。新型コロナウイルスの登場で全世界の生活を一変させた2020年。コロナ禍の影響で、働き方や暮らし方が実際に変わりつつあります。未来から振り返った時に、今の時代はまさに大転換期として歴史に刻まれることになるのだと思えます。
地(土)から風へ 風の時代の価値観とは?
私たちがこれまで生きてきたのは「地(土)の時代」と言われる時代でした。18世記後半から始まった産業革命がスタートとなった「地(土)の時代」では、物質的な豊さや生産性が重視され、お金や土地、権威、所有に価値があり「自分が何を持っているか」が重要でした。
大量生産のモノ作りが可能になり、大量消費により経済が発展しました。土を積み重ねて集約し、大地や山を築く土の特性の現れにより、組織がつくられヒエラルキーと貧富の差も生まれました。
「地に足をつける」という言葉が表すように安定志向が良しとされる「地(土)の時代」に対して「風の時代」では、風の特性が時代の価値観となっていきます。
土には触れることができますが、風は無色透明で、感じることはできても目で見ることも触ることもできません。そのため、実体のない物、見えないものへの価値が高まり、「心」や知性が重要視されていきます。
そして風とは、空気の流れのことですが、隅々まで広がるものなので、伝達、情報、スピードを表し「風通しの良い」自由さが大切となります。
風の時代の生き方「水瓶座の時代」とは?
2020年12月22日のグレート・コンジャンクションが、ホロスコープの水瓶座の中で起こったことから、占星術やスピリチュアルでは「水瓶座時代」とも言われています。
水瓶座的な思考や振る舞いが、風の時代のスタンダードになっていくと考えられています。水瓶座の感性や世界観を知ることが、新しい時代の風に乗るための準備になるのではないでしょうか。
天王星を守護星にもつ、みずがめ座のキーワードは、「友情」「博愛」「平等」「ユニーク」「客観性」「変革力」「近未来」などです。
逆に「普通」「常識」「一般的」というキーワードは苦手です。
水瓶座的 仕事(職業)
水瓶座には、独創的でユニークなアイデアを思いつく人が多くクリエイターやアーティスト、起業家など、自分のアイデアを新たなビジネスに展開していく、常識にとらわれない革命者。また、この世界に革命をもたらし発展させた「インターネット」と非常に相性が良く、ネットワークで世界を救う活動家ともいえます。
水瓶座的 お金(金銭感覚)
水瓶座の金銭感覚は、「世の中には、お金よりもっと大切なものがある」という感覚。貯蓄や資産形成よりも、未来の自分への投資が優先。使う目的がないお金は、ただの数字に過ぎないようです。旅行、習い事、芸術鑑賞など形に残らないものにお金を使うことを厭いません。水瓶座にとっての資産は、お金ではなく知性なのです。お金に拘らずとも豊かな生活ができると考えます。
水瓶座的 恋愛・結婚
水瓶座は、水瓶を抱えた美少年として描かれる「ユニセックス」な存在。程よい距離感でいろいろな人と付き合えます。「人類みな兄弟」と考えられる博愛主義で、地球規模の大きな愛を持つ人です。形式上の結婚観にもとらわれず、一般的な男女の関係や一夫一妻制というものにはまらない、「普通」とされる領域外の愛の形が生まれるかもしれません。
Angeles BalaguerによるPixabayからの画像
社会全体が行き詰っていると感じられる程、今までのやり方や、これまでのシステムでは立ち行かない問題が山積みな時代です。今、やるべき大切なことは、地球規模の視点で近未来を考えることができ、常識や古い価値観を変え、新しい時代をつくる革新的な生き方なのかもしれません。
「風の時代」と言われるこれからの時代が、どのようなものになっていくのか楽しみですね。
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