弘前の土手町で明治12年から営業を続けている「開雲堂」にも、老舗和菓子店自慢の「アップルパイ」が販売されているというので行ってみました。アップルパイは売り切れていたので、代わりにタルトタタンを購入しました。このブログでは、タルトタタンの実食レポと、140年の歴史が老舗の銘菓について調べました。
御菓子司 開雲堂
「御菓子司 開雲堂(おかしつかさ かいうんどう)」の歴史を感じる建物は、地域のシンボルとして親しまれる建物として弘前市の景観重要建造物に指定されているそうです。
弘前城の城下町で店を構える開雲堂は、津軽の地主であった初代が農地を津軽藩主に献上し、餅屋から転身したことが始まりと伝えられ、開雲堂という名は2代目が命名したもの。
開雲堂といえば、津軽藩の旗印で弘前市の市章の「卍」をかたどった「卍最中(まんじもなか)」が、津軽の銘菓として有名です。
卍最中(まんじ)とは
まんじ最中は、藩祖津軽為信公の紋章の「卍」を、弘前市が明治33年に市章と定めたので、明治39年秋、藩祖津軽為信公没後三百年祭の際に「卍」を使用することを許可され作られた格式のある銘菓です。
手亡豆の白餡に小豆粒を散らした餡が特徴で、餡は自社工場で毎日作っているそうです。昔ながらの変わらない味を作り続け、地元の皆さんにもお土産にも人気の名物だそうです。
弘前市開雲堂の卍最中〜 pic.twitter.com/bc2o6skNAK
— konkon_peco (@konkon_peco) February 12, 2022
事前によく調べずにアップルパイ目的で足を運んだので、卍最中には手が伸びなかったのが悔やまれます・・・・さて、
開雲堂のケーキ
和菓子屋さんですが、ケーキの種類も多くアップルパイは売り切れていたのですが、りんごを使った「アミパイ」というケーキが魅力的だったので、こちらを購入しました。
アミパイは、ラムシロップを染み込ませたカステラにスライスりんごを乗せパイ生地ではさんで焼いたお菓子・・・少しアップルパイっぽいですよね?
しっとりとしたカステラ生地にりんごのシャキッとした甘さが絶妙で、上品ながらも懐かしい味わいです。さすがの老舗感。
きっとアップルパイも美味しいのだろうな・・・と思いつつ、アミパイも美味しくいただきました。
開雲堂では、卍最中の他にもロシアケーキ・干乃梅など、人気の銘菓がそろっています。ぜひまた訪ねたいと思いました。
御菓子司 開雲堂 アクセス・場所・住所
[住所]弘前市土手町83
[電話番号]0172-32-2354
[営業時間]9:00~18:00
[定休日]火曜日(盆・花見期間は営業)
[駐車場]近隣に1台
[支店]アプリーズ店・ヨーカドー店