【ほっき貝資料館】に行ってみた!海の駅ぷらっと みなと市場の隣の謎施設の内部レポ[苫小牧市港町2丁目]

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苫小牧漁港区にある小売市場「海の駅ぷらっと みなと市場」の敷地からすぐの所に「ようこそ!日本一ほっき貝の街!苫小牧へ ほっき貝資料館」と書かれた建物があり、入場が無料とのことで、ちょっと中に入ってみましたよ。

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ホッキ貝資料館の中の様子

苫小牧市港町のぷらっとみなと市場の横に建てられている「ほっき貝資料館」に入ってみました。漁港としての苫小牧の歴史がわかる郷土資料館的な施設かなと思ったのですが、

入館料は無料で、受付にも館内にも人はいなく、自由に見学できるのですが、一人だったらきっと奥まで入れなかったかも・・・と思うくらいカオスな空間でした。

廊下の突き当たりには、こっちをみてる目が光ってて「真実の口」みたいなのがいます。手作りです。

無数のホッキ貝の殻が絵馬のように流木にかけられています。樽前山神社では、苫小牧が北寄貝の水揚げ量が日本一なことから、開運に貝を、発起に北寄(ほっき)をかけて名付けられた「貝運!一発発起(ホッキ)みくじ」というえぞみくじがあったので、絵馬としても開運効果はありそうですよね。

【樽前山神社】苫小牧総鎮のパワースポットは何の神様をお祀りしているの?[北海道苫小牧市字高丘] 

手作りのお宮のような「一念発起の鐘」もありました。(鳴らさなかったけど)

部屋の中に入ると、ホッキの歴史や漁の説明パネル、ほっき貝漁で使用される道具など様々な展示物がありますが、圧が強いというか、とにかく圧倒されて肝心のホッキ貝についての情報が頭に入って来ません。

しかしながら、ホッキ貝の遊具なども手作りされていて、自由に遊べるようになっていて来館者を楽しませたいという気持ちは強く伝わってきます。

タカアンドトシさんが来たことがあるんですね、何の番組だったのでしょうか? 写真が飾られていました。

ほっき貝の貝殻で作られた民芸品や雛人形はガラスケースの中で大事そうに展示されていました。こちらの資料館は苫小牧の街づくり市民グループ「ゆうべあまちづくりネットワーク」の方々によってボランティアで運営されているのだそうです。

ホッキ貝はウバガイ(姥貝)のこと

苫小牧市の貝として制定されているホッキ貝は、北海道独特の名前で漢字では「北寄貝」と書き、これは北方で採れる「北に寄った貝」という意味です。正式名称は、ウバガイ(姥貝)と言い、子どもに十分な食事を与えることができなかった昔、乾燥したほっき貝を子どもに食べさせたことからその名が付いたと言われています。

北海道は、ほぼ道内全域でほっき貝が水揚げされるほっき貝の日本有数の産地。中でも苫小牧はホッキ漁獲量が全国の約15%を占め、20年連続ホッキ貝の漁獲量が日本一です。資源保護のため、殻長が7.5cm以下の漁は禁止されていますが、苫小牧ではホッキ貝は9cm以上にならないと海に返すと組合で決められています。

ホッキ貝はコリコリとした歯ごたえで、噛めば噛むほど甘みの広がるジューシーな味わいがあります。お刺身やお寿司で食べることが多いですが、苫小牧市では昔から「ホッキカレー」や「ホッキ貝の炊き込みごはん」などのレシピが一般家庭で作られていて、郷土の味として親しまれています。

ほっき貝には、カルシウム・マグネシウム・鉄分などのミネラルも多く、肝機能改善や血栓溶解作用等に効果のあるタウリンや、旨み成分であるグリシン・アラニンが多く含まれていて、栄養価も高いんですね!

ほっき貝食べようと思いました。

ほっき貝資料館 場所・アクセス・営業時間

ホッキ貝資料館 公式館長ブログ ホッキミュージアム館長日記 つれづれなるままに

住所:北海道苫小牧市港町2丁目2-5
アクセス:JR苫小牧駅から道南バス「市立病院港町循環線」に乗車し、ぷらっとみなと市場前で下車(1日8本)
営業時間:10:00~15:00
定休日:水曜日

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