北海道美瑛町【白ひげの滝】観光クチコミレポート。所要時間は?白ひげの滝の魅力とは?[上川郡美瑛町白金]

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北海道の中でも人気の観光地となってる美瑛町の中で、観光スポットとして地名度が高いのが「青い池」ですが、青い池の上流にあり青い池の元となっているという滝が「白ひげの滝」です。

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「白ひげの滝」の読み方・英語表記は?

白ひげの滝は、「しらひげのたき」と読み、英語表記でも「Shirahige-no-taki」と案内されています。名前の由来は、滝の様子が白い髭のように見えることからついたというので、勝手に英語に訳すると「White beard fall」となるのでしょう。白ひげの滝にも海外からの観光客が多く訪れていました。

 

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で、なぜか自動販売機の前で次々と記念写真を撮っていたのが不思議でした。それはさておき・・・

白ひげの滝の魅力と見学の所要時間

白ひげの滝は、白金温泉街から徒歩数分の場所にあり、白金温泉を流れる美瑛川にかかる白金橋(ブルーリバー橋)から川の上流側を見ると、右手に滝が見えます。山奥に歩いて入って行かなくても、美しい自然の風景を見られるのが観光スポットとしても人気なのかなと思いました。

白ひげの滝は橋の上から、滝の全体の様子を眺めることができますが、下に降りて間近にみることは難しそうでした。

こちらが「白ひげの滝(しらひげのたき)」です。この滝の水は川から流れる水ではなく、地層の間から溢れでる大量の地下水が流れ出ています。この地下水が滝となって、下を流れる「美瑛川」に流れ落ちていきます。この滝は「潜流瀑(せんりゅうばく)」と呼ばれ、全国的にも珍しい滝なのだそうです。

落差は約30mあり、崖の岩の間から染み出た地下水が勢いよく流れ落ちていきます。下流にある「青い池」の元となっている滝とも言われていて、滝壺も青く見えていますが、美瑛川の本流は本来は透明な水なのだそうです。白ひげの滝のすぐ上流で、尻無沢川や硫黄沢川といった十勝岳の山体から流れ出る川が、美瑛川に合流しています。

3本の川が白ひげの滝の地点で合流し1本の川となり、硫黄などの温泉成分をはじめ、アルミニウムなどを含んだ水が混ざりあってコロイドが発生し光の加減によって青く見える原因となっているそうです・・・まぁとにかく、自然が作り出した奇跡の青色ですね!

白ひげの滝はちょうど二つの地層の間から湧き出ていて、下側の部分は約30万年前の土石流で流れてきた砂やレキの層で、その上に約20万年ほど前に平ヶ岳火山が噴火して流れ出た溶岩が積み重なっています。白ひげの滝が十勝岳の火山活動から生まれたことがわかり、潜流瀑が火山の国とも言われる日本だからこその非常に貴重な滝であることが理解できます。多分、地層マニアの方にもグッとくるポイントかと思います。

橋の上から写真を撮ったり、気の済むまで眺めても見学所要時間は30分もあれば十分に堪能できました。

通称「ブルーリバー」と呼ばれる美瑛川

 

橋の上から、下流側を見ると「ブルーリバー」とも呼ばれている「美瑛川」を眺めることができます。普段から川が青く見えるようですが、天候条件や季節によっては雪解け水などの影響で美しい青が見られないこともあるのだそうです。確かに青い色の水と無色透明の水がはっきりとわかります。このブルーリバーからの青い池へとつながっているんですね〜 この日は比較的キレイな青色ですよと、地元の方に教えていただきました。

冬の白ひげの滝とライトアップ

白ひげの滝は、冬には滝から上がる水しぶきや湯気が木の枝に付着し、周りの木々に樹氷を作り出し、非常に幻想的な景色になるそうです。雪で周りが白くなると滝筋と岩肌のコントラストが際立つようになり、そこにブルーリバーの青さが映え、冬の白ひげの滝も人気なのだそうです。

白ひげの滝と青い池は、平成30年から常設展示としてライトアップも行われています。

【11月1日~翌4月30日までの間、下記時間から21時まで】
11月 17時~
12月 16時30分~
1月 17時~
2月 17時30分~
3月 18時~
4月 18時30分~
5月~10月 18時から21時まで

WEBサイト 青い池・白ひげの滝ライトアップ

・12月31日~1月3日は、点灯時間を翌日午前2時まで延長します。
・悪天候時は中止する場合があります。その際は、町ホームページなどでお知らせします。
・冬期間は、積雪によって青い水面を見ることができません。
・視点場所以外は大変危険なため、立ち入らないでください。特に池の中には入らないでください。

※最新情報は公式HPでご確認ください。

白ひげの滝への行き方・場所・アクセス・駐車場

住所:北海道上川郡美瑛町白金
電話番号:0166-94-3025(美瑛白金温泉観光組合)
営業時間:通年。見学自由
毎年6月第2日曜日に開催されるびえいヘルシーマラソン大会では白金温泉周辺の交通規制があります。

駐車場: 有/無料(白金観光センター前公共駐車場を利用できます
トイレの利用:可能。白金観光センター内(白金観光ホテル向かいの建物)にある公共トイレをご利用できます。
(2019年11月1日より24時間利用可能)
アクセス: 旭川空港から車で約50分/JR美瑛駅より車で約30分
道北バスで約30分、びえい白金温泉のバス停で下車徒歩約3分

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