名古屋のシンボルとも言える日本三大名城の一つである名古屋城を観光してきました。歴史や城の知識がほぼゼロでしたが、名古屋城観光ガイドボランティアさんに案内してもらったので、とても楽しめました!!
名古屋城の開演時間と入場料
名古屋城は名古屋駅から地下鉄や市バス、名鉄などの公共交通機関を利用して簡単にアクセスできます。正門と東門の2カ所に入り口がありますが、正門と東門の間には800メートルほど距離があるので、各種交通機関から近い門から入るのがよいです。バスだと正門、地下鉄だと東門て感じでした。
開園時間は、9時~16時30分で本丸御殿入場は16時までとなっています。
入場料は、
大人 500円
名古屋市内在住高齢者 100円
中学生以下 無料
入場料の500円のみで本丸御殿の見学も可能です。
名古屋城観光ガイドボランティア
城内は広く、どこからどう散策すればよいのか?とキョロキョロしているとちょうど受付時間だったようで「観光ガイドボランティアがご案内できますよ、無料ですよ」と声をかけていただき、その場ですぐにお願いしました。
名古屋城正門または東門を起点に、名古屋城の歴史、金鯱秘話などを紹介しながら、約1時間~1時間30分で城内を案内してくれる名古屋城観光ガイドボランティアは、
土・日・祝日 ①9時30分、②11時00分、③13時30分スタート
平日 ①10時00分、②13時30分スタート(12月29日~1月1日は休み)
の定刻コースでの案内があり、予約不要で申込みできるのだそうです。
利用方法は、観光ボランティアガイドのスタート時間に正門(総合案内所の前)・東門(コインロッカーの前)にて、黄色い法被のガイドさんに声をかけ申込みします。先着順ではなく希望者多数の場合は抽選となり、ガイドがいなくなり次第終了となります。
(猛暑対策のため、名古屋城観光ガイドボランティア及び学生ガイドボランティアの活動を6月22日(土)~8月31日(土)まで休止中)
名古屋城の別名「亀の尾城」
名古屋城といえば、金のしゃちほこが有名ですが、しゃちほこの「しゃち」は想像上の生き物なんだそうですね。
本丸表二之門の控柱の上の「小屋根の隅に縁起の良い生き物がいますがそれはなんでしょう?」というガイドさんからのクイズによく目を凝らして見てみると・・・亀の形をした瓦がありました。屋根の隅、瓦の合するところを覆う瓦を留蓋瓦(とめぶたがわら)といい雨水の浸入や大風で先端部分の瓦が飛ばされないよう防ぐ役割があり、屋根の上で「魔」に睨みを利かす、魔除けのアイテムとしても大切な役割があるそうです。
亀は古代から長寿を象徴する吉祥の動物とされ固い甲羅を持つことから、インドやギリシャでは「世界を支えている」という伝説もあり、不動の象徴とされています。名古屋城は、別名で「亀の尾城(かめのおじょう)」とも言われ、名古屋の大地が巨大な亀の甲羅で頭に熱田神宮、尾の先に名古屋城が建っていると言い伝えられてきたそう。
お話を聞かなければ、門の屋根なんて見上げもせずに通り過ぎていたなと思いました。
名古屋城にいる鹿
名古屋城の本丸を囲む内堀には鹿がいることもガイドさんから教えてもらいました。江戸時代より城内の女中達のペットのような存在として庭でシカを飼っていたそう。1970年代には50頭以上の鹿が確認されていましたが現在ではメスの親子で2頭のみ。鹿も神様の使いとされる縁起の良い動物なので、名古屋城で鹿の姿を見ることができたら運気アップしちゃいそうですよね!
名古屋おもてなし武将隊と忍者隊
名古屋城では「名古屋おもてなし武将隊」と「徳川家康と服部半蔵忍者隊」が、お出迎え・観光案内・記念撮影などを行い、土日にはサムライ・ニンジャショーも開催しています。
「名古屋おもてなし武将隊」は日本初の武将隊で全国の武将隊の先駆けです。名古屋の魅力を発信すべく名古屋場内のみならず、メディアや海外でも大活躍で3年連続「全国武将隊天下一決定戦」で優勝し“天下一”の称号を持つエンターテイメント集団です。
この日は、豊臣秀吉公にお会いすることができました。ガイドさんが教えくれなかったら、ちょっと声をかけづらくてスルーするところでした。撮影にも快く応じてくれて「どこから来たのか?」と会話もして、とても良い思い出になりました。武将隊は、名古屋にゆかりのある織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、前田利家、加藤清正、前田慶次などの6人の武将と4人の足軽で構成され、日替わりで城内に登場します。
せっかくなので、忍者にも会いたいと思っていると帰りがけに出会うことができ写真撮影をお願いするとポーズを決めてくれて、忍者隊もカッコ良かったです。忍者隊はミステリアスな雰囲気が外国人観光客に大人気だそうですよ。
天守閣にも本丸御殿にも辿り着く前から、ガイドさんのおかげで盛りだくさんの見学になりました
名古屋城 場所・アクセス・駐車場
開園時間 9:00~16:30(本丸御殿・西南隅櫓への入場は16:00まで)
休園日 12月29~31日、1月1日(催事等により変更となる場合があり)
料金 大人500円、中学生以下無料
住所 愛知県名古屋市中区本丸1-1
アクセス
【電車】地下鉄名城線 「市役所」 下車 7番出口より徒歩約5分
【バス】なごや観光ルートバス「メーグル」の「名古屋城」バス停よりすぐ
駐車場 有料駐車場2か所あり(正門前、東門前)
電話052-231-1700(名古屋市観光文化交流局名古屋城総合事務所)
公式Webページ:特別史跡名古屋城