パワースポット【ホテル雅叙園東京】のスピリチュアルパワーとは?[東京都目黒区]

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イベントでホテル雅叙園東京に行ってきました。東京都指定有形文化財「百段階段」も素晴らしかったのですが、ホテル雅叙園東京自体がもの凄いパワースポットでした!!

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ホテル雅叙園東京のもつ開運パワーとは

ホテル雅叙園東京の歴史は、1928(昭和3)年に創業者である細川力蔵氏が東京・芝浦にあった自宅を改装して経営していた高級料亭「芝浦雅叙園」から始まります。1931(昭和6)年に目黒字坂下耕地一帯を入手し増改築を進め大衆に開かれた料亭となり「目黒雅叙園」として開業しました。

その頃、挙式は神社や寺で行い披露宴は料亭で行うのが一般的で、場所が離れていると移動が大変だったため、目黒雅叙園では園内に出雲大社から御霊を迎えた神殿を設営して挙式ができるようにし、着物やかつら、モーニングなどの衣装を用意し写真室や美容室も併設させた、日本国内最初の総合結婚式場を誕生させました。当時、このシステムは最先端で、目黒雅叙園で結婚式を挙げることは憧れとなりました。現在までに22万組以上のカップルの式を行っています。

旧雅叙園から受け継ぐ絢爛豪華な空間美とハレの場が一体となったホテル雅叙園東京は、陽の気に満ちていて、仕事運・立身出世・縁結びにご利益があるとされています。

西運上人と「お七の井戸」

パワースポットとは、地球に点在する大自然の気がみなぎる良い気に満ちたエネルギースポット(気場)のこと。 その場にいるだけで、清々しく居心地の良さを感じ、元気やいやしを感じる「場所」です。

こうした「場所」は江戸時代には「弥盛地(いやしろち)」と呼ばれ、神社や仏閣などはそのような土地を選んで建立されてきたため、この場所にも明治初期まで明王院というお寺があり、西運という非常に徳の高い僧がいました。(明王院は明治初期に廃寺となり行人坂にある大圓寺に合併吸収されました)

雅叙園の入り口近くに、西運上人が水垢離をとったといわれる井戸、通称「お七の井戸」があります。

【お七の井戸】
八百やの娘お七は、恋いこがれた寺小姓吉三あいたさに自宅に放火し、鈴ヶ森で火刑にされた。吉三はお七の火刑後僧侶となり名を西運と改め明王院に入り、目黒不動と浅草観音の間、往復十里の道を念仏を唱えつつ隔夜1万日の行をなし遂げた。明王院という寺院は、現在の目黒雅叙園エントランス付近から庭園にかけ1880(明治13)年頃まであった。この明王院境内の井戸で西運が念仏行に出かける前にお七の菩提を念じながら水垢離をとったことから「お七の井戸」と言い伝えられている。(説明板より)

1682(天和2)年に江戸で起きたお七の放火事件は、1686(貞享3)年井原西鶴の『好色五人女』に「恋草からげし八百屋物語(八百屋お七)」の題材に取り上げられたことによって全国に広まり、浄瑠璃や歌舞伎、落語、文芸などにおいて現代も諸作品の中で語り継がれています。

水垢離(みずごり)とは、神仏に祈願する前に水を浴びて身を清めること。西運上人が約27年間にわたって念仏行を続け、最後はお七が西運の夢枕に立ち成仏できたと言われています。

今でもホテル雅叙園東京の地には、西運和尚が水垢離をとった井戸の水のパワーが流れているのだそうです。

開運スポット「招きの大門」

ホテル・バンケット棟を訪れるゲストを迎え、祝福するエントランスの役割を持っている「招きの大門」は旧目黒雅叙園の玄関を移築したもの。瓦屋根の上には、縁結びを意味する結び目をかたどった銅製の水引の棟飾りが飾られ、くぐった人に幸福と繁栄をもたらすと言われています。

橋の左壁にある木彫りの板は、日本各地の名所がモチーフになっています。

通りの両端は水辺となっていて、ホテル雅叙園東京では館内も至る所に水が流れており、この水が気の流れを良くし、結界にもなっているのだそうです。

季節によって装飾も変わり、この時期は目黒区の大鳥神社のお神輿が飾られていました。

ちなみに大鳥神社は目黒区最古の神社で、国常立尊を祀った社があったこの地に日本武尊の霊が白鳥としてあらわれたといういわれから、主祭神は、日本武尊(やまとたけるのみこと)を、相殿に国常立尊(くにのとこたちのみこと)と弟橘媛命(おとたちばなひめのみこと)をお祀りしています。社紋には鳳凰が用いられているため、お神輿にも立派な鳳凰があしらわれていました。「大鳥」から「大取」に繋がり商売繁盛の利益を授けることができるとされ、11月に行われる酉の市は浅草の酉の市と並ぶほどの古い歴史を持つ神社だそうです。

花魁回廊

招きの大門をくぐると花魁回廊が続きます。立体的に彫られている木彫板は日本橋の様子や季節の風情が描かれていて華やかです。

花魁回廊の屋根瓦には吉祥の象徴である「龍と鳳凰」と「雅」の文字が入っています。

ちなみに花魁回廊を抜けて館内の奥まで進んだところの「再現化粧室」は、料亭で寛ぐ気分そのままにトイレを利用してほしいという思いから高級料亭のしつらえを再現したトイレなのだそうです。通称「一億円トイレ」とも呼ばれ日本一豪華なトイレと言われているのだそうです。

庭園の滝がパワースポット

中庭には、鯉が泳ぐ金太郎池があり、ここの人工の滝が雅叙園で一番のパワースポットなのだそうです。この滝に西運上人の徳が発散され光の柱のエネルギーとなっているとも言われているのだとか。

庭園へは自由に出られ散策できるようになっていて、ここが東京のホテルの中だということを忘れてしまうくらいの緑豊かな自然を感じることができ、癒されます。

女性の胎内をイメージして作られている滝の裏が一番のパワースポットだという話。特に女性が滝の裏側を回ると運気がアップするのだそうです。

幻想的というか、水の流れの裏側からの景色は不思議な感覚になります。豊富な水をしっかり受け止める滝壺を見ることができるのが運気アップによいのかもしれません。滝壺は龍神が住む龍宮に通じているという伝説があり、「昭和の竜宮城」と呼ばれた目黒雅叙園らしさを感じるスポットですよね。

神様の使いとして神社仏閣にもよくいる鯉が、雅叙園にもたくさんいます。鯉が、激しい流れの川を登り切ると龍になるという伝説から立身出世を表したり、語呂も良い(来い、好意、高位、恋)とされ、生命力が強く長寿なので、鯉はとても縁起の良い生き物です。幸運、金運、健康運、成功運、福を招くと言われています。風水的な意味もあって、こうした庭園がつくられているのだと思いました。

元気な鯉が跳ねたのですが、鯉が跳ねる瞬間を目撃できたことは、これから運勢が鯉のように跳ね上がることを知らせる予兆だそうです。この場に来られたから運気が上がったのだと実感しまた!

カフェラウンジパンドラ

この庭園と滝が眺めながら過ごせるのがカフェラウンジ「パンドラ」です。

この時も滝の前で記念撮影をするカップルに出会えました。幸せ溢れるカップルの様子をみていると微笑ましく優しい気持ちになりますよね。これまでも式を挙げた数々のカップルの門出を見守ってきた中庭の滝には自ずと愛のエネルギーが集まり、パワースポットのパワーがより増えて続いているのかもしれないなと思いました。

パワースポットでは、パワーを吸収するためになるべく長い時間滞在したり、その場で飲食するとよいのだとか。滝を眺めながらカフェでゆったりとお茶をしてパワーチャージができるカフェラウンジ「パンドラ」はぜひ利用したいですよね。

季節のフルーツやマカロン、前菜3種、サンドウィッチ、本日のおすすめケーキとコーヒー又は紅茶が楽しめるアフタヌーンティーが人気だそうです。

カフェラウンジPandora営業時間

[平日]10:00 – 21:30(L.O.)
[土日祝] 9:00 – 22:00(L.O.)

電話番号:03-5434-3858

ホテル雅叙園東京アクセス・場所・マップ

住所 :東京都目黒区下目黒1-8-1
交通アクセス・最寄り駅:JR、東急、東京メトロ「目黒駅」徒歩3分
電話番号:03-3491-4111 (代表)
※記事内容は訪問時のものです。最新情報は公式HP等でご確認ください。
ホテル雅叙園東京:公式URL
ホテル雅叙園東京:公式Facebook
ホテル雅叙園東京:公式Instagram

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