湯島天満宮(湯島天神)の見どころ、合格祈願よりすごいご利益とは?!参拝クチコミレポート[東京都文京区]

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合格祈願のご利益といえば学問の神様と言われる菅原道真公をお祀りした天満宮ですよね。関東三大神と呼ばれる湯島天満宮(湯島天神)に行ってきました!

湯島天神(湯島天満宮)へお礼参りに行ってきた!お守り返納とだるまの絵馬と記念品について[東京都文京区]

2度目の参拝は人が少ない時間帯だったため境内をゆっくり散策することができ、初めて訪れた時には気がつかなかったすごい発見もありました。

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関東三大神の一つ湯島天満宮の由来

菅原道真公を祀った神社は「天満宮」と名付けられ、全国に約1万2000社あります。中でも「日本三大天神」と呼ばれるのが、総本社である京都の「北野天満宮」、福岡の「太宰府天満宮」、日本最古の天満宮といわれる山口県の「防府天満宮」の3社です。

湯島天満宮は関東で菅原道真公を祀る天神の中でも有名な3つの神社の「関東三大神」の一つと言われています。ちなみに他の2社は、東京都江東区の「亀戸天神社」、東京都国立市の「谷保天満宮」です。

湯島天満宮は、もともとは「湯島神社」の名前で、親しみ込め「湯島天神」「天神さん」と呼ばれていましたが、2000(平成12)年3月31日に正式名称を「湯島天満宮」と改称ました。現在でも通称として「湯島天神」を使用されています。

湯島天満宮(湯島天神)の御祭神

湯島天神は、南北朝時代の1355(正平10)年に住民の請願で菅原道真を奉祀し、徳川家康が江戸入城後に朱印地を寄進したことで、徳川家から崇敬を受けました。江戸時代には、富くじ(現在の宝くじのようなもの)が発売され、谷中感応寺、目黒不動尊と共に「江戸の三富」として、人気が高く人出も多く盛り場として賑わっていたのだそうです。

現在でも学問の神様の菅原道真公が祀られている為「学業成就」のご利益が全国的にも有名で学問成就や合格祈願を願う学生らで賑わいを見せていますが、もともとは「天之手力雄命(あめのたぢからおのみこと)」を祀る湯島神社として古墳時代の458(雄略天皇2)年に創建されました。

湯島駅・御徒町駅方面から春日通りを歩いてきて、夫婦坂を上がって境内に入るとすぐに

天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)を御祭神とする摂社の戸隠神社があり、その隣には

宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)を御祭神とする末社の笹塚稲荷神社があることに気がつきました。境内にお稲荷さんが一緒にある神社は多いですが、

長野県にある超パワースポットの「戸隠神社」を東京で祀っているのは大変珍しいのではないでしょうか?本殿背後にありますので、初めて訪れた時には不覚にも気がつきませんでした。

御祭神の天之手力雄命は、古事記や日本書紀でも有名な神話の物語「天の岩屋」の中で、天岩戸の扉を開けて天照大神(あまてらすおおみかみ)の手を引いて導き出し、この世に太陽の光を復活させた神様です。また、アマテラスの孫である瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が高天の原から天下る「天孫降臨」のお供に選ばれた神様の一人でもあります。

「天上界でもっとも手の力が強い男」の名を持つ天之手力雄命は、技芸上達や勝運の神でスポーツ必勝、勝負運、くじ運、恋愛・学校・仕事などの縁結びのご利益もあると言われてます。

都内には天災や戦災で場所を移している神社が多い中で、湯島天満宮は創建当時からずっと同じ場所にあるので、道真公の合祀以前から祀られていた、湯島天神の地主神であるアメノタヂカラオノミコトを参拝することは大切な開運ポイントだと思いました。

湯島天満宮の見どころ①梅

さて菅原道真公が「梅の花」を詩で良く題材に使っていたことから、天満宮は梅に縁が深く、湯島天満宮も江戸時代から梅の名所としても多くの庶民に親しまれてきました。境内の梅園には約300本の梅が植えられています。

梅の花が見頃を迎える毎年2〜3月に文京梅まつりが開催され、文京花の五大まつりのひとつに数えられています。

湯島天神といえば梅まつりが有名ですが、11月には菊まつりが開催されます。

湯島天神の例大祭は5月下旬に催されます。

湯島天満宮の見どころ②撫で牛

道真公を祀っている神社には「臥せ牛」が祀られています。道真公が亡くなる際、「自分の遺骸を牛の背に乗せ、人に引かせず、その牛が立ち止まったところを墓所とするように」との遺言を遺し、牛は道真公の遺骸を背中に乗せたまま向かった先に寺があったのだとか。

そうした伝承から、牛は道真公(天神様)のお使いとして信仰されています。湯島天満宮の境内にある牛の石像は撫で牛と呼ばれ、いつの頃からか、自分の悪い箇所をなでると病気が回復し良くなるという慣習が生まれたのだそうです。私も触れて手を合わせてきました。

湯島天満宮には、手水舎の左右に2体の撫で牛がいます。

湯島天満宮の御朱印・お守り

湯島天神の御朱印は、御朱印帳に記入していただけるもの(初穂料500円)と、書置きで切り絵のもの(初穂料1000円)のものが用意されています。

湯島天神のお守りといえば、合格祈願となる学業成就の「学業守」です。初穂料は800円。

色は、赤・白・むらさきの3色があり、お好みで選ぶのが良いと思いますが、赤は自信をつけたい人、白は新しい決意を持っている人、紫はリラックスして試験に臨みたい人におすすめかと思いました。

湯島天神のおみくじ

おみくじは本殿横に並んであり、湯島天神オリジナルの「天神様の開運みくじ」を引いてみました。

天神様の使い鳥とされる  鷽鳥(うそどり)のモチーフのお守りの袋には「天神さまの『誠』のこころを戴く開運みくじです(シール入)」と書かれてあり、何度でも貼って剥がせるシール製のお守りも入っていました。

湯島天満宮(湯島天神)アクセス・場所・最寄駅

学問の神様 湯島天神公式サイト

所在地:東京都文京区湯島3-30-1
電話番号:03-3836-0753
開門時間:6:00~20:00(御朱印受付は8:30~17:30)

公共交通機関・最寄駅

【東京メトロ】
千代田線 湯島駅  3番出口 徒歩2分
銀座線 上野広小路駅 徒歩5分
丸の内線 本郷3丁目駅 徒歩10分
【JR】
山手線・京浜東北線 御徒町駅 徒歩8分
【都営地下鉄】
大江戸線 上野御徒町駅 A4出口 徒歩5分

駐車場

湯島天満宮近隣に駐車場が2か所あります

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