北海道苫小牧銘菓【よいとまけ】日本一食べづらいけど美味しいお菓子の実食レポ[三星]

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苫小牧を代表する銘菓といえば三星のよいとまけですよね!「秘密のケンミンSHOW」で取り上げられたり、EXILEのメンバーで苫小牧市出身のSHOKICHIさんがテレビ番組で紹介したことから、最近では北海道土産の人気ランキングの上位に登場するほど人気です。

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三星(みつぼし)の「よいとまけ」

明治31年に創業した苫小牧市の老舗お菓子メーカー三星(みつぼし)は、苫小牧市内に14店舗を展開し、パンや和菓子やケーキなどを販売しています。看板商品である「よいとまけ」は多くのメディアで紹介され、全国的にも名の知られるお菓子となっています。

「よいとまけ」は、初代社長が苫小牧のお菓子をと、苫小牧市の勇払原野に自生していたハスカップを使って開発し、1953年に発売しました。よいとまけは、1994(平成6)年の第22回全国菓子大博覧会で名誉総裁賞を受賞しています。

てか、ハスカップって日本では北海道でのみ栽培されてるんですね!道民なのに知りませんでした

北海道特産 不老不死の果実「ハスカップ」

日本国外ではサハリンやシベリアなど寒冷地に自生しているというハスカップ。渡り鳥のフンによって種子が運ばれ北海道の胆振管内の勇払原野を中心に白老から苫小牧、厚真、早来、千歳の一帯周辺に普及し自生したと考えられています。

ハスカップの名前の由来は、アイヌ語の「ハシカプ」で、枝の上に たくさんなるものという意味からきており、皮ごと食べられる実は昔から人々に利用されてきました。

ハスカップはカルシウム、鉄、ビタミンC、ビタミンEの他、アントシアニンやポリフェノールなどが豊富に含まれ、ブルーベリーと比較しても5~10倍の栄養素が含まれていることから、「幻の果実」とも言われ、近年ハスカップが注目されているのだそうです。

さて、話題を「よいとまけ」に戻しまして、

「よいとまけ」の名前の意味と由来

苫小牧市には大手製紙会社の工場があり製紙産業のまちとして有名です。かつて、製紙工場からパルプの原料である丸太を積み下ろす時の作業員たちの掛け声「よいとまけ~」を由来にし、「よいとまけ」と名付けたそうです。美輪明宏さんの「ヨイトマケの唄」も建設現場で働く「エンヤコラ」のかけ声を歌詞にした名曲でしたよね。

ロールカステラも紙の原料である丸太をイメージした形だそうです。

カステラの内側と表面にジャムを塗りグラニュー糖をまぶした後に、オブラートで包んでいます。オブラートもそのまま食べることができます。

日本一食べづらいお菓子「よいとまけ」

それこそ、昔のよいとまけは丸太のようにドーンと一本切れ目のないロールカステラだったので、袋から取り出して切り分けるのもやっかいで、手がベタベタになって食べずらいとお土産にも敬遠されがちな印象のお菓子でしたが、いつの頃からか食べやすいサイズににカットされています。

さらには、一個ずつの個包装になった「よいとまけ」も販売されています。

しかも、ハスカップだけではなく、いちごやりんごのラインナップも!そもそも「よいとまけ」は、ロールカステラはふわふわで甘くて美味しいのですが、ハスカップが酸っぱい果実なのでハスカップジャムの甘酸っぱさが独特です。りんごやイチゴもめちゃくちゃ美味しいです!!

「よいとまけ」は日本一食べにくいお菓子と三星も公言していましたが、すっかり食べやすくなっています。

賞味期限は?どれくらい日持ちする?

よいとまけハスカップ味の賞味期限は、製造日より45日。いちご味の賞味期限は、製造日より35日となっています。

ウマ娘とコラボ ホッコータルマエver 販売

よいとまけ70周年の記念コラボ商品として、ウマ娘のホッコータルマエverが、12月9日(土)より店頭販売されると話題です。出荷数には限りがあるそうです。ホッコータルマエverのよいとまけが買えるのは、三星の全25店舗です。

よいとまけの販売店舗

よいとまけを購入できる場所は、三星の全25店舗(三星店舗一覧)以外にもコープさっぽろやイオンでも取り扱っています。北海道のお土産屋さんで購入できます。

ハスカップのお菓子 みつぼし→→→オンラインショップもあります

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