北海道上川郡美瑛町白金にある人気観光名所「青い池」に行ってきました。穏やかな天気に恵まれ、鮮やかなターコイズブルーの池を見ることができました。
ATEEZ(エイティーズ)のYUNHO（ユノ）も観光
2012年に発表されたアップル社のMacBookProディスプレイモデルで、壁紙に「青い池」が採用されたことで、世界中の人たちが訪れる世界的名所となった青い池。実際に外国人観光客の姿も多く、ちょうどSNSで
この投稿をInstagramで見る
韓国8人組ボーイズグループ「ATEEZ」(エイティーズ)のYUNHO（ユノ）が、[#ユンホイ3gram] 家族と癒しの旅📷🌈#ATEEZ #에이티즈 #YUNHO #윤호 と美瑛と富良野で撮影した写真を投稿していたので、ワーオ！となりました。ファンの口コミで聖地化してますます人気の場所となりそうですよね。
青い池はなぜ青い？
この投稿をInstagramで見る
ところで、私も「青くてきれいだな」と思うような水の色の池を見ることができました。パンフレット等に表現されている「コバルトブルー」というよりは、初音ミクちゃんの髪の色みたいだなと思い、より北海道らしいと感じたのですが、タイミングによっては青くない池の時もあり、がっかりしてしまうこともあるのだそう・・・ところで、そもそも、青い池はなぜ青く見えるのでしょう？
道道966号線の一本道を山に向かって進んでいくと青い池の元と言われる白ひげの滝付近から、水が青くなっているのを見ることができます。この水が青い池の元となります。
北海道美瑛町【白ひげの滝】観光クチコミレポート。所要時間は？白ひげの滝の魅力とは？[上川郡美瑛町白金]
青い池は美瑛川の水が流れ込んでできていますが、白ひげの滝のすぐ上流で尻無沢川と硫黄沢川が美瑛川に合流しています。硫黄沢川に含まれる火山灰由来のケイ酸アルミニウムが、美瑛川で合流することでコロイド粒子ができ、この粒が川の中で太陽光を反射することで青く見えると考えられています。
池の水にたくさん含まれるコロイドが太陽光を反射し、なおかつ青色の光のみ水面を通過するため人間の目には青く見えるということで、水そのものが青いわけではないのです。
そのため、太陽光が青さに影響しているために曇天時には青さがダウンしてしまうようです。さらに、雨が降ると雨水や土砂が流れ込むため、青くない池になってしまうこともあるのだそう。
青い池の横を流れる美瑛川の水も青く見えましたよ。
もっと天気が良く太陽の光が多いと、写真のような深いコバルトブルーの色がみられたのかもしれませんね。
また、雨以外にも雪解け水で水かさが増える４〜５月頃は濁ったダークな色の池になることもあるそうです。ベストシーズンの天気の良い日に行けば、より深い青い色を体験できるのでしょうが、その時々によって青色の風情が違うというのも魅力の一つかもしれません。自然現象なので「一期一会の青」って感じですよね。
がっかり？人工的に作られた青い池
他の観光客の「な〜んだ、青い池って自然の池じゃないんだ」という会話から、青い池が人工的にできた池と知りました。
調べてみると、美瑛地区はかつて十勝岳の噴火による災害を受けてきた地域であったため、1988年12月の噴火をきっかけに、北海道開発局が美瑛川上流で泥流を貯めるえん堤工事を行いました。
十勝岳が噴火した時に泥流が流れてこないようにブロックでせき止めを作ったところ、たまたま一部に河川水が溜まり池となりました。
意図的につくった溜池ではなく水が自然にたまったもので、カラマツの樹木は、そんな予期せぬ水たまりに水没してしまい立ち枯れてしまったものだそうです。
水たまりといっても、面積は1万2千平方メートル、深さ2.5～5メートルほどあるのだから、もう立派な池ですよね！
しかも、流れ込んでいるのがブルーリバーとも呼ばれる美瑛川の水であったため、偶然に偶然が重なりできた奇跡的の「青い池」だとわかり、逆にすごい！となりました。
青い池の売店
そして青い池を最初に発見したのは1997年、上富良野在住のプロカメラマンだと言われていています。池も無かった場所に今では駐車場や売店もできて、今ではその素晴らしい景色を観るために世界中から人が集まるようになっているのです。
青い池の売店 営業時間：9時～17時
北海道美瑛【 青い池売店】の限定グルメ・限定スイーツ・限定グッズやお土産が青い？！[上川郡美瑛町白金]
冬の青い池とライトアップ
ちなみに冬も雪が積もり、青く美しい水面は見られませんが、幻想的なライトアップが行われます。
この投稿をInstagramで見る
【11月１日～翌4月30日までの間、下記時間から21時まで】
11月 17時～
12月 16時30分～
1月 17時～
2月 17時30分～
3月 18時～
4月 18時30分～
5月～10月 18時から21時まで
WEBサイト 青い池・白ひげの滝ライトアップ
・１２月３１日～１月３日は、点灯時間を翌日午前２時まで延長します。
・悪天候時は中止する場合があります。その際は、町ホームページなどでお知らせします。
・冬期間は、積雪によって青い水面を見ることができません。
・視点場所以外は大変危険なため、立ち入らないでください。特に池の中には入らないでください。
※最新情報は公式HPでご確認ください。
美瑛白金青い池の場所・アクセス・駐車場
住所 ：北海道上川郡美瑛町白金
青い池は美瑛町の南東に位置しており、道道966号線の白樺並木の一本道です。
アクセス
・美瑛町市街地から車で約20分
・旭川市街地から車で約50分
・旭川空港から車で約35分
駐車場： 有料【バイク100円・車500円】(普通車270台・大型車17台)
青い池への入場料金は無料
開放時間： 24時間
関連記事：美瑛観光
北海道美瑛町【白ひげの滝】観光クチコミレポート。所要時間は？白ひげの滝の魅力とは？[上川郡美瑛町白金]
北海道美瑛【青い池売店】の限定グルメ・限定スイーツ・限定グッズやお土産が青い？！[上川郡美瑛町白金]
道の駅びえい「白金ビルケ」のおすすめ・見どころクチコミレポート[北海道美瑛町白金]
