大正15(1926)年創業のしかないせんべいは、青森県産の小麦、リンゴなど、地元の素材にこだわって「弘前を訪れる人、住んでいる人に弘前らしいお菓子を食べてもらいたい」と弘前らしい焼き菓子や伝統的な津軽煎餅を販売しています。
青森県弘前市新寺町に本店と弘前駅の駅ビル『アプリーズ』の1階に販売店があります。今回は青森産のヒバで建てられているという本店に行ってみました。
しかないせんべいの人気商品
大正時代から受け継がれる技術と製法で作られる伝統的なせんべいや、津軽のりんごや地元の特産品を使用したオリジナルの商品など、しかないせんべいのお菓子は青森を代表するお土産としても人気です。
店名に「せんべい」とありますが、取り扱う商品は煎餅以外にも二十四節気や歳時記に合わせて作られる和菓子や、洋菓子、乳菓、半生菓子など種類が豊富です。
「お客様に喜んでもらいたい」と店づくりにもこだわり、
ちょうど受験シーズンだったので、店内には「合格祈願」の鳥居が飾られされ、受験生を励ますメッセージが貼られていて、お店の方の心遣いを感じてあたたかな気持ちになりました。
しかないせんべいの隣には「新寺町稲荷神社」があったので、鳥居にはなんだか本当にご利益がありそうに感じましたよ!↓↓↓
弘前【新寺町稲荷神社】白狐を祀るお稲荷様は全国に2箇所だけ?ご利益は?由緒は?御朱印はあるの?[青森県弘前市新寺町]
学問の神様の天満宮の梅をあしらったメッセージ入りのせんべいと、桜が満開に咲いたようなさくらSENBEIなど、季節の風物がお煎餅で表現されているのが素敵だと思いました。
津軽煎餅と言えば、素朴なごま煎餅やまめ煎餅しかイメージなくていましたが、薄くて繊細なお煎餅が印象的でしたし、チョコレート、アーモンド、珈琲や、りんご煎餅など種類が豊富なことに驚きました。
オリジナリティに溢れたお菓子はすべて自社内で加工されているそうです。
今回は、しかないせんべいの一番人気と言われる「らぷる」と、定番商品の「厚焼き豆せんべい」はお土産用に購入してみました。
しかないせんべい「らぷる」実食レポート
「らぷる」は、しかないせんべいで一番人気のりんごのお菓子です。三代目社長が「せんべい布団」から「煎餅にもふんわりとしたものがあってもいいのではないか」と思い立ち、数年かけて配合や製法の研究を重ね、半生仕上げのらぷるを完成させました。
らぷるテロ pic.twitter.com/vgTsK1pbik
— らぷる🍎@しかないせんべい【公式】 (@shikanaisenbei) March 8, 2019
煎餅の生地を半生の状態で水分を保ちながらふわっと焼き上げ、生地にりんごのコンポートが包まれています。
ちょこんと押されたりんごの焼き印がかわいい。直径は約5㎝ほどです。
「らぷる」名前の由来は、「ら」はフランス語で、英語の「the」にあたる定冠詞。「ぷる」は、アップルの「ぷる」で、「the apple」というような意味だそうです。
中に入っている刻みリンゴのコンポートは、シャリシャリで甘さの中にもほどよい酸味があって、ジューシーな果肉感が楽しめました。
らぷるに使用するりんごは、津軽の契約農家の生りんご。職人がリンゴの品種や甘さ、その日の気温などから砂糖の量や煮炊きする時間を調整し、生地の温度や混ぜ具合などもこだわり、ふんわり&シャッキリの半生煎餅に仕上げます。
やわらかい半生せんべいって、もしや唯一無二では?と思いながら、美味しくいただきました。
公式ホームページによると、夏は冷やして、冬はトースターでかるく温めて食べるのがおすすめだそうです→りんごのお菓子「らぷる」。弘前のお土産におすすめです。
ちなみにカロリーは1個あたり63キロカロリーでした。
らぷるの価格
- 単品 108円
- 5個入り(パック) 550円
- 6個入り(箱) 690円
- 10個入り(箱) 1080円
- 15個入り(箱) 1620円
- 20個入り(箱) 2160円
- 30個入り(箱) 3240円
※価格は税込です
らぷるの賞味期限
賞味期限は、製造から約20日です。
「弘前といえばリンゴ」「日持ちする」「個包装で配りやすい」「かわいい」「美味しい」とお土産にもバッチリだと思いました。
しかないせんべい 通販
しかないせんべいでは、公式ホームページから通販も可能です。
しかないせんべい | 青森県弘前市の菓子店 津軽厚焼き豆せんべい→→→オンライン通販
しかないせんべい店舗・場所・アクセス
しかないせんべい 本店
住所 青森県弘前市新寺町32
電話番号 0172-32-6876
営業時間 9:00~19:00
定休日 年中無休
駐車場 7台
弘前駅ビルアプリーズ店
住所 青森県弘前市表町2-11 1F
営業時間 10:00~19:00
定休日 年中無休