テレビ番組で紹介されていた青森のソウルフード「味噌カレー牛乳ラーメン」をぜひ食べてみたいと思っていました!青森空港のフードコート内に店舗をかまえる「かわら」で食べることができました!このブログでは、かわらのメニューやどうやってこのレシピを開発したのか?味噌カレー牛乳ラーメンの発祥についてご紹介します。
青森のご当地ラーメン「味噌カレー牛乳ラーメン」とは
青森のB級グルメとして「バナナマンのせっかくグルメ!」や「秘密のケンミンSHOW!」などでも紹介されていた味噌カレー牛乳ラーメンとは? 情報が多すぎて一回聞いただけでは理解が追いつきません。テレビ番組では出演者がおいしそうに食べてはいますが、味噌にカレーに牛乳なんて組み合わせてはまずいメンバーでは?と、どうしてこんなレシピを開発したのか?疑念もわきます。
味噌カレー牛乳ラーメンは、味噌をベースにカレー粉と牛乳を入れたラーメンで、バターとワカメがトッピングされます。青森県民のソウルフードなのだそうです。
みそカレー牛乳ラーメンの発祥と歴史
「味噌カレー牛乳ラーメン」が誕生したのは1970年代中頃、1968年に札幌から移転し青森市にオープンしたラーメン店「味の札幌」が発祥の地です。
さて、遅めの昼ごはんはここで! #清水サポ青森遠征 (@ 味の札幌 大西 – @oonishi_ajisapo in 青森市, 青森県) https://t.co/68clDDIsdR pic.twitter.com/ltjKhduBwV
— やまひろ (@Doratrain) July 3, 2023
「味の札幌 大西」はJR青森駅から徒歩6〜7分の場所にあり、通ってくる学生さん達の間で味噌ラーメンにケチャップを入れたりマヨネーズを入れたりと、味をミックスするのが流行り、味噌にカレーや牛乳を入れる子もいて、学生のノリで偶然生まれた「奇跡の組み合わせ」が好評で今でもメニューとして残っているのだそうです。そんな学生の悪ノリから生まれた「味噌カレー牛乳ラーメン」は半世紀近く愛され続け青森のソウルフードとなっています。味の札幌 大西は現在も地元の人はもちろん観光客もたくさん訪れる名物店。
味とレシピを受け継ぎ、青森市内で「味噌カレー牛乳ラーメン」を食べられるお店は5軒だけという、限られた知る人ぞ知る存在でしたが、2008年頃にカップ麺として発売され、青森のご当地ラーメンとして広く知られるようになったのだとか。
青森みそカレー牛乳ラーメン かわら
「かわら」は味噌カレー牛乳ラーメンの提供店の一つで、「味の札幌」創業者の最後の愛弟子が開いたお店だそうです。JR東青森駅から車15分ほどの青森市大字筒井字八ツ橋に店舗を構えますが、2019年6月には青森空港店がフードコートフォレストダイニング内にオープンしました。
かわら ラーメン メニュー
- みそカレー牛乳ラーメン 990円
- みそラーメン 880円
- みそカレーラーメン 920円
- 塩ラーメン 820円
- 塩カレーラーメン 850円
- 塩牛乳ラーメン 920円
- 津軽名産しそ巻梅ラーメン 920円
- にぼし中華そば 880円
- おつまみセット 660円
みそカレー牛乳ラーメン一択と決めていましたが、他にもおいしそうなメニューがあり、特に「津軽名産しそ巻梅ラーメン」には強く心を惹かれました。来店する他のお客さん達も9割はみそカレー牛乳ラーメンを注文していたと思います。
青森みそカレーミルクラーメン 実食
まずは、おそるおそるスープを一口。味噌の旨味に牛乳のまろやかさが加わり、スパイシーなカレーの後味が素晴らしいハーモニーになっていて、おいしい!! わかめが入っているのも珍しくないですか? 麺はもっちりでスープがしっかりからみます。
チャーシューが青森県みたいな形でほっこりしました。トッピングのバターをスープに溶かしながら食べることで、味にまろやかさと濃厚さが増し、ご飯と一緒にラーメンライスにしてもめちゃくちゃ美味しいのでは?と思いました。
奇跡のレシピを誕生させた学生さんにお礼を言いたい!そんな気持ちで完食しました。
青森みそカレー牛乳ラーメン かわら 青森空港店アクセス・場所・営業時間
住所 青森県青森市大谷小谷1−5 青森空港
電話番号 017-752-6855
営業時間 10:00~20:30
定休日 無休