札幌市【手稲神社】を参拝!白蛇を祀る藤白龍神社もすごかった件[北海道札幌市手稲区]

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JR手稲駅より徒歩で3分ほどの場所にある手稲神社。御神木の福松や、子どもの成長を祈念するせのび石、古来より不思議な力を宿すといわれている願い石、社殿内にそびえる龍柱などのいくつものお祈りスポットがありますが、境内の藤白龍神社もすごいと感じました。

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手稲神社の御由緒

創建130年を超える手稲神社の始まりは、明治時代に手稲村を開拓する移住者が冬の間や農業の繁忙期に札幌神社(現在の北海道神宮)を参拝するのが困難だったため、小祠を建立して札幌神社御分霊を祀り、手稲村民の心の拠り所として創建されたのが手稲神社です。

はじめは軽川遥拝所とされていましたが、明治32年に許可を受け手稲神社と称し、その後、近隣の稲穂神社、新川神社、小樽内川稲荷神社を合祀することになり、主祭神の三柱の御祭神に四柱の相殿神を加え、現在は七柱の御祭神がお祀りされています。

昭和22年には、手稲山山頂にある手稲神社奥宮が創建され、北海道内最高地の神社といわれています。手稲神社には遥拝所があります。手稲山登山を考えている方は、手稲神社で「叶い石」のお守りをいただき、登山の無事をお祈りして山頂を目指すのをおすすめします!

街中の住宅街にありながらも、木々に囲まれ、春には梅、桜、つつじ、藤、夏にはアジサイなど、四季折々の花が咲き、花詣の時期には限定御朱印を授かることもできます。また、毎年9月に開催される秋季例大祭は、地域のお祭りも同時に開催され、夜の歌謡ショーには有名人をゲストに呼ぶなど、札幌で人気のイベントとなっています。

手稲神社の御祭神とご利益

大國魂神(おおくにたまのかみ)
大那牟遲神(おおなむぢのかみ)
少彦名神(すくなひこなのかみ)
天照皇大神(あまてらすおおみかみ)
豊受大神(とようけおおかみ)
天満大神(てんまんおおかみ/菅原道眞公)
倉稲魂神(うがのみたまのかみ/お稲荷さま)

手稲神社は商売繁盛・合格祈願・金運アップ等にご利益があるといわれています。力のある神様が勢揃いしてらっしゃいますものね!

他にも境内には白蛇を崇めた藤白龍神社、「願い石」、子どもの成長を祈念し、立身出世・受験合格に御利益があると言われる「せのび石」があり、地元の方にも人気のパワースポットです。

手稲神社の境内の様子

参拝ルートの決まりはないようですが、まずは階段を上がって本社をお参りするのが良いかと思います。

この日は、早朝だったために社殿内の様子を拝むことは叶わなかったのですが、初詣の時期は扉が開放されていることが多く本殿の中が見えるようになっているそうです。

社殿内に並ぶ「九面」は様々な願いごとを聞き入れてくれるのだそうです。

龍柱は素晴らしく見事で、青龍は東の河川に住み太陽の昇る東方を守る四神でもあることから、金運と仕事運がアップし出世や地位をもたらし、その効果は子孫にまで繁栄するといわれています。めちゃくちゃパワフルですよね!

龍神社(水の神様)

手水舎の横にも「龍神社(水の神様)」があることからも手稲神社が龍神様とご縁のある神社と感じられます。

白蛇を崇めた藤白龍神社

本殿をお参りした後に参拝したのが藤白龍神社です。

終戦間もない頃、藤棚の近くに栗の古木があった。中は空洞で今にも倒れそうな古木だったが、その中には二匹の白蛇が棲んでいた。ある秋祭りの日、一匹が外に出た時、たちまち子供に見つかり石を投げつけられ絶命、草むらに捨てられてしまった。その子供は帰宅後、蛇に石を当てた箇所と同じ腹の痛みを訴えた。事の次第を聞いた母親はすぐさま神社へ行き、蛇の血を洗い流し塩でその場所を清めた。蛇の亡骸は近所の人に発見され、古木近くに埋葬されたが、これ以降もう一匹の白蛇も姿を消した。その後この上に小祠を建立し、藤白蛇神社として崇め手稲山頂奥宮祭の前にはここを参ってから登頂した。

昭和四十八年、本社御造営にあたり老朽化したこの小祠は撤せられ、仮安置奉祀の後、平成八年石川家(稲穂)より社殿を奉戴し再興した。

今年は、巳年なので白蛇さんに縁のある神社に参拝したいと思っていたのですが、こちらでお参りすることができました。真っ白な鳥居とお社が美しいなと思いながら手を合わせてお参りを終えると

それまで晴れていたのに雪が降り始め・・・浄化していただいたのだと大変ありがたく嬉しい気持ちになりました。願いを叶えるためには、まずもって自分がキレイな状態に清められていることが大切なのだそうです。

願い石にお守りの叶い石を重ねて参拝する

藤白龍神社のすぐ隣には古来より不思議な力があるとされている「願い石」があります。

さて、手稲神社のお守りといえば、叶い石守(1000円)が有名です。手稲山頂の奥宮と境内藤白龍神社横にある願い石に、重ねてお参りすることで願いが吹き込まれる御守で、唯一無二の特別なお守りになります。奥宮は、雪が無い時には参拝可能ですが、途中まで車で行けるものの約1時間ほどの登山が必要です。奥宮遥拝所にて参拝できるのはありがたいですよね。

こお守りを目当てに行ったのですが、なにせこの時は時間が早過ぎで、社務所が開いておらずに叶い石を手にいれることができませんでした・・・・石好きにはたまりませんよね!またぜひ伺いたいです。

ちなみに「願い石」と「叶い石」は東日本大震災復興が叶うようにと宮城県産の仙台石でつくられているのだそうです。

手稲神社のご神木「福松」

最後に駐車場のすぐそばにある「福松」は、縁結び・夫婦円満・子孫繁栄などのご利益があると言われる御神木です。

境内の隅々まで手入れされていて、とても清々しく気持ちの良いお神社でした。

手稲神社場所・地図・アクセス・駐車場

公式サイト:手稲神社
インスタグラム:手稲神社【公式】teinejinjya_official

住所:北海道札幌市手稲区手稲本町2条3丁目4−25
アクセス:JR北海道函館本線 手稲駅 下車 徒歩約2分
駐車場:20台以上を収容できる駐車場あり
電話番号: 011-681-2764
営業時間:9:00〜17:00

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