【気仙沼パン工房クリームサンド】宮城県ご当地パンがふんわり美味しすぎ！チョコクリームサンド実食レポ。

宮城県民のソウルフードとも言われるご当地パン「気仙沼パン工房の気仙沼発クリームサンド」を食べました。クリームの種類がたくさんあるというので調べてみたところ・・・東日本大震災の被害を受けながらもパン作りを再開したストーリーなどを知り感激したので、ご紹介します。

宮城県気仙沼発クリームサンド仙台
気仙沼パン工房について
気仙沼クリームサンドは何種類あるの？
チョコクリームサンド実食＆おすすめの食べ方
東日本大震災からすぐにパン作りを再開
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宮城県気仙沼発クリームサンド仙台

気仙沼発クリームサンドは、クリームがはさまれた大きめのコッペパン。昭和28年に気仙沼市内のパン屋さんが作り始めたそうで、誰からも愛されるロングセラー商品となり、気仙沼のソウルフードとして定着しています。

現在では、石巻市にある「フレッシュ製パン」と「気仙沼パン工房」がの２社が作り続けていて、レトロなパケージの雰囲気は似ているようですが、クリームの味や値段は違い、クリームサンドは気仙沼市内のスパー以外にも、仙台市などでも購入できる販売店があるようです。

今回は「気仙沼発クリームサンド」の元祖とも言われる、気仙沼パン工房のパンを実食しました。

気仙沼パン工房について

「気仙沼パン工房」は2002(平成14)年に鈴木秀子社長が設立しました。最初は「クリームサンド」１種類のみで、『クリームサンド』と聞けば、普通は生クリームやホイップクリーム、もしくはカスタードクリームを思い浮かべると思うのですが、クリームサンドなのにクリームパンではなく、ピーナッツクリームが塗られています。なので、気仙沼市民は「クリームサンド」といえば真っ先にピーナッツ味を思い浮かべるのだそうです。

食べてくれた人たちの声から様々な味を追加していき、「ごま」と「黒糖」の3種となり、さらに種類が増え、現在はピーナッツ、コーヒー、くるみ、あん、チョコ、黒糖、ごまの６種類の通年商品があります。

気仙沼クリームサンドは何種類あるの？

こんにちは #気仙沼パン工房です
本日気仙沼市内の各販売店さん、松島離宮内茶屋勘右衛門さん、元気くん市場仙台南店さん等にて販売中です！
8-9日イオン富谷店さんは
「正面入口パン工場前通路」
での販売となります

お土産や自分用、帰り道の小腹が空いた時用等に #クリームサンドぜひどうぞー🐮 pic.twitter.com/yrFqzJ61uP

— 気仙沼パン工房株式会社 (@ksn_creamsand) August 6, 2022

６種類の通年商品の他にも季節限定の商品も多くあり、5月～8月にはブルーベリーといちごが登場し、9月～2月にはゆず、栗、いちじくが登場します。

2022年夏は、レモンクリームサンドが初登場し話題となっているようですが、これは間違いなく美味しいやつだと思います！！　食べてみたいなぁ〜

チョコクリームサンド実食＆おすすめの食べ方

大きめサイズのコッペパンを半分に割ってみます。

パンは柔らかく、クリームがたっぷり挟まれています。パンのクリームは手作りで製造し、パンにクリームを塗るのもすべて手作業で行っているのだそうです。

まずは、そのまま一口頬張るともちもちした食感のパンに口当たりの良いチョコクリームが、なめらかに絡んで美味しい！パンが大きい割には、ふんわりしてるので、飲むように食べられます。

残りの半分は、トースターで軽く温めてから食べてみました。ちょっと目を離した隙にけっこう焦げてしまったので、温めすぎには注意！　20〜30秒程度でも良かったのかもしれません。しかし、パンの皮がこんがりとして、中はさらにフワフワふんわりとし、中のクリームが溶けてパンに染み込み、軽く焼いた方がとっても美味しかったです！！

次は、違う味のパンを食べてみたいですし、その時には電子レンジで10～20秒温めて食べてみるのを試してみたいと思います。きっと、中のクリームがトロトロになり、コッペパンもよりふんわりとして美味しくなるような気がします。

東日本大震災からすぐにパン作りを再開

2011年3月11日東日本大震災が発生しました。気仙沼地区も津波が襲い多くの被害がありました。当時、鈴木秀子社長は外出中でお店を不在にしていましたが、すぐに閉めて従業員を帰宅させました。「機械に水が入ったらもう店をやめよう」と考えたそうです。ところが事務所や店内の被害はほぼなく、パンの材料も無事に残っていました。

震災で、多くのものが失われ食べられなくて困っている人がたくさんいました。社長は電力会社や水道事業所に何度も足を運び、電気、水道を通してもらえるようになるとすぐにパン作りを再開させ、避難所にパンを届けて回ったそうです。店舗でのパンを販売も再開させると、全国から応援にきてくれたボランティアの方が買いにきてくれ、美味しいと評判になり、地元に戻ってからも口コミやSNSで発信したりと全国的に人気に火がついたそうです。