広島B級グルメとして人気の「汁なし担担麺」。今では全国的にもブームが広がり「汁なし担担麺」のお店が増えてきていますよね。広島県内では専門店や取扱店が100店舗以上もあるそうです。ブームの立役者と言われる「くにまつ」がLECTのフードコートに出店していたので、食べてみましたよ。
汁なし担担麺の発祥とは
中国・四川省にルーツを持つ担担麺。中国ではスープが入らず、麺とタレ、肉そぼろなどを混ぜて食べる「汁無し」の麺料理だったものが、日本では「汁あり」になったという歴史があるそうです。
広島の汁なし担々麺の元祖といえば、広島市中区舟入川口町の「きさく」。店主が本場四川の担々麺を食べる機会があり、「汁なし担々麺」をアレンジし、専門店を開業したのが始まりです。
そして、広島の「汁なし担担麺」第二次ブームの立役者と言われるのが「中華そば くにまつ」です。麺も自家製にこだわったモッチリ麺。日本人の舌に合うようにと、日本の醤油や味噌を使った醤油ベースの自家製ダレを開発。ラー油と山椒と唐辛子の痺れが刺激的なアクセントになっています。
おみやげ街道エキエ広島店（セブンイレブン）にもおみやげ用のくにまつのインスタントラーメンが販売されていましたよ。
汁なし担担麺くにまつ LECT広島店 メニュー
LECTのフードコート内にくにまつの店舗がありました。フードコートはそれぞれに食べたいお店でメニューを選べるので、担担麺の専門店より、ご家族でお子様連れでも行きやすそうと思いました。
注文は券売機で食券を購入します。
- 汁なし担担麺 600円 （一番人気！くにまつといえばコレ）
- 汁なし担担麺Excella 600円 （より中華風そして細麺 新味！）
- KUNIMAX 650円 （辛さMAX 刺激MAX）
- 汁なし担担麺ZERO 600円 （辛くないけどうまい）
花椒や辣油が横に置いてあったので、自分で足して辛さを増すことができそうでした。私は、辛いものが得意ではないので、汁なし担担麺ZERO を注文。ツレは、くにまつといえばコレ「汁なし担担麺」と温泉玉子（50円）を注文しました。
プラスティックの番号札を渡され席で待ちます。混み合っていなかったので、提供もスムーズでした。
実食レポート
汁なし担担麺の食べ方の基本は、タレが全体に行き渡るように、食べる前に混ぜる！麺を下からすくい上げ、最低でも30回は混ぜるのがポイントだそうです。
麺をほぼ食べ終えたら、白飯を投入し「坦々ライス」にするのが、地元流なのだとか。「坦々ライス」にさらに温泉卵を加えるのもおすすめの食べ方のようです。
汁なし担担麺
黒い粒々の山椒がたっぷり！山椒のピリッとした風味がシビれる刺激になっているんですね。ラー油と唐辛子の辛さも効いて、けっこう辛いと感じるのですが旨味のコクも口の中に残ります。
温泉卵を絡めて食べるとまろやかになって、美味しくいただきました。独特のシビれる感覚がクセになるという評判に納得です。
汁なし担担麺ZERO
ZEROは、全く辛みはゼロ。痺れナシ。醤油と味噌のタレの旨みにネギがいいアクセントになっていましたよ。
広島市内の八丁堀にあるくにまつ本店は、行列の絶えない人気店。フードコートで並ばずに広島本場の汁なし担担麺を食べることができて満足でした。
中華そば くにまつ店舗 アクセス
中華そば くにまつ
住所：広島市中区八丁堀8-10
アクセス：広島立町電停から徒歩5分
TEL: 082-222-5022
営業時間：11:00〜15:00、17:00〜21:00(土曜は昼のみ）
日曜、祝日休み（祝日が土曜の場合は営業）
汁なし担担麺くにまつ LECT広島店
住所：広島市西区扇2-1-45 LECT 1F フードコート内
アクセス：新井口駅・商工センター入口駅から徒歩でアルパークバスターミナル5番のりばへ。
LECT(レクト)行きのシャトルバスが出ています。(有料片道100円 約20分間隔で出発 )
TEL: 082-208-5795
営業時間：平日 月〜木・日祝 10:00~21:00 金土祝前 10:00~22:00 ※LECTに準ずる
