青森郷土菓子【バナナ最中】とは？どこで買えるの？石崎弥生堂のバナナ最中を実食レポ[青森スイーツ]

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弘前市内を散策していると和菓子屋さんの入り口に「バナナ最中」の張り紙があるのが気になりました。バナナ最中って珍しいですよね？初めて聞く「バナナ最中(もなか)」が気になって、弘前公園の近くにある和菓子店石崎弥生堂で購入してみました。このブログでは、実食レポートの他にバナナ最中のなりたちと、弘前市内ではどこで買えるのか？を調べてみました。

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バナナ最中の歴史

バナナ最中とは、津軽地方発祥のバナナを模した和菓子です。青森県を中心に秋田県の和菓子屋で販売され、土産菓子としても人気だそうです。

ちなみに青森県の統計分析課のピカイチデータによると、青森は１世帯あたりのバナナ購入金額が日本一だそうです。バナナ好きな方が多いからモナカにまでなっちゃったのでしょうか？

 

バナナ最中の始まりは、昭和初期とも、大正時代とも言われており、まだバナナが高価で貴重だった時代に、上京した菓子職人の一人が大阪駅でバナナを食べて感動し、バナナを模した菓子を試行錯誤で作り出したのが「バナナ最中」だそうです。

バナナ型の皮に白餡を詰め込んだ最中は、風味・食感もバナナに似せて、バナナを再現しており、入手困難なバナナを手頃なお菓子にして、多くの人に食べさせたいと作られた「バナナ最中」は、津軽の郷土菓子として愛され続け、青森のお土産としても人気です。

石崎弥生堂「バナナ最中」の実食レポ

石崎弥生堂は、「縄かりんとう」が有名な老舗和菓子店です。

弘前名物【石崎弥生堂】縄かりん糖を食べてみた！ねじねじで硬すぎの津軽名物実食レポ。[青森県弘前市]

昔のままの味を守り、昭和の頃から作り続けられている「石崎弥生堂」の縄かりんとうとバナナ最中を購入しました。バナナ最中のお値段が正確ではないですが、一個百数十円だったと思います。

購入してそのままカバンに入れて持ち歩いた時間が長かったので、しんなりとしてしまいましたが、ちゃんとバナナの形をしています。掌にのるくらいのサイズでかわいいです。

最中の中身は白餡です。この白餡が、ねっとりととろみがある独特の食感で、確かに生のバナナを食べているような感じがします。甘みも香りも強く、バナナの風味で驚きました！バナナ風味とバナナの質感の再現度が高い！形だけがバナナ型の最中だと思ったら大間違いでした。

なので、餡子を使った和菓子ではありますが、コーヒーや紅茶と合わせても美味しくいただけます。

バナナが憧れの食べ物であった頃、これを代わりに食べていたのなら、気軽にバナナを食べられる時代になった時も引き続き、青森県民がバナナを大好きでいるのが分かります〜

バナナ最中はどこで買えるの？

青森津軽地方と秋田県北部にのみで販売されているという「バナナ最中」。弘前市を中心に青森市や秋田県大館市にもバナナ最中を作っているお菓子屋さんがあるそうですが、石崎弥生堂以外の弘前市内の販売店を調べてみました。　ぜひ、バナナ最中の食べ比べをしてみたいものです。

いなみや菓子店

1905(明治38)年に創業し、銘菓「バナナ最中」発祥の店。弘前市富田一丁目に店を構え、創業100年以上変わらぬ味を守り続けながらも、地元の高校生とのコラボ商品を開発するなど、弘南鉄道応援商品「どんどんず最中」が話題です。

■いなみや菓子店　電話：0172-32-0667

御菓子処 旭松堂

大正5年から青森県弘前市本町で和菓子店を営む老舗、旭松堂(きょくしょうどう)が、珍菓として製造・販売しています。ホームページから通販もできます。

■旭松堂　電話0172-32-4023

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