弘前で地元民に人気の老舗ファミリーレストランセーブルに行ってきました。デラックスで格が高い雰囲気がありつつも子どもからおじいちゃん、おばあちゃんも家族みんなが大好きって感じのファミリー感もある唯一無二のレストランだと思いました。
ファミリーレストランセーブル
JR弘前駅からは徒歩約15分ほどの松森町にあるパチンコ・スロットKING(キング)の2階にある「レストランセーブル」。1階のパチンコキングは2024年秋に閉店となったそうですが、2階のレストランは営業が続けてられています。
入り口にはリアルな食品サンプルでメニューが展示されていて、懐かしいというかレトロさが新しくもあります。
1階の自動ドアから中に入ると、予想外のゴージャスな階段とシャンデリアと壁画(?)に圧倒され、一瞬たじろぎますが・・・異世界に来たようなワクワク感を感じます。
店内の入り口はガラスで中の様子が見えて、明るい陽射しが差し込んでいます。
店内も銀色のガラス棚が印象的で高級そうな壺がちょうどパーテーションのように飾られていてオシャレ。かと思えば、お座敷の席も用意され、開放的でありながらもテーブルごとに自然と仕切られているようなデザインがあります。
この陶磁器の花瓶や壺が「セーブル」なのだそうです。
セーブルとは
レストランの名前の由来でもある「セーブル」とは、フランスパリ郊外の国立製造所で生産されるセーブル焼きの窯元の名称のことで、セーブル磁器はフランスを代表する陶磁器です。一点一点手作りの少量生産であり、職人たちが年間6000ピース程度しか生産していません。現在も、伝統的な手作りの製法を厳守し、その多くはエリゼ宮(大統領官邸)やマティニオン邸(首相官邸)で使用されるため、一般への流通は非常に限られています。
そのため、セーブル磁器は「幻の陶磁器」と呼ばれ、非常に価値が高い陶磁器です。。。。
(これ、知っててお店に行っていたら、緊張して料理の味がわからなかったかも)
さすが、弘前は歴史と異文化とのマリアージュが最高!この貴重なお宝が惜しげもなく飾られた店内で、弘前市民のみなさんはお宝に囲まれながら、当たり前のようにくつろぎ談笑されていました。
セーブルのメニュー
喫茶・一品メニューも豊富でお料理の種類は本格和洋のジャンルを取り揃え、120品以上ものメニューがあります。お値段もリーズナブルです。豊富すぎるメニューの中からそれぞれに食べたいものを選べるので、何食べたい?と迷ったら、ここに来るのが正解かもしれません。
ハンバーグ、ステーキ、パスタ、ピザ、グラタン、ドリア、ピラフなどの洋食メニューに惹かれつつ、最初は人気メニューだというナポリタンにしようと思っていたのですが、直前で米が食べたい!となり、カツ丼セット1320円(税込)を注文。
和食メニューも日替わり定食、丼もの、そば、うどんの他にも寿司やカレーもありました。
ツレが注文したステーキも1500〜1600円らいで、プラス400円くらいでライス・サラダ・スープをセットにできたと思います。
お料理は食材も青森県産、国産のものを中心に使い、シェフの手づくりにこだわっているのだそうです。こういうレストランが地元にあるって、本当に素敵だなと思いました。
お腹の膨らみ具合でデザートを注文しようと思っていたのですが、けっこうボリュームがあったので、この時はデザートは注文せず・・・今度は、プリンアラモードを食べにまたぜったいに来たいなと思いました。
本格和洋レストランセーブル場所・住所・駐車場
住所:青森県弘前市松森町73 キングビル 2F
電話番号:0172-36-6614
営業時間:11:00~21:00
定休日:なし
駐車場:有