【弘前八幡宮】戌亥の一代様の「お八幡さま」のご利益・御朱印は?重要文化財の本殿・唐門はご神気を感じるパワースポット!

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弘前八幡宮を参拝してきました。初詣、厄払い、七五三、安全祈願など弘前市内で参拝者の一番多い神社だそうです。このブログでは、弘前八幡宮の由緒、御祭神、ご利益について調べました。頂いた御朱印も可愛らしいものでした。国の重要文化財に指定されている本殿・唐門も見学しましたよ!

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弘前八幡宮 由緒・由来

弘前八幡宮は、弘前城の北東1.5km程の八幡町一丁目にに鎮座し、弘前の鬼門を守る神社です。創建は平安時代初期、坂上田村麻呂が東夷東征の際に、岩木村に宇佐八幡宮の分霊を勧請し、戦勝祈願をしたのが始まりと伝えられています


慶長17年(1612)二代藩主信牧(のぶひら)公の治世、大浦郷八幡(元岩木町八幡)より、弘前城の鬼門の押さえとして、この地に遷座されました。

鳥居の前に控える狛犬さんたちもマスクしています。

どんなお顔をしているのでしょう?眉毛(?)は凛々しい感じ。

弘前八幡宮はこの地に鎮座以来、津軽総鎮守、弘前総鎮守、弘前城鬼門守護の藩内における最も尊貴な社であり、津軽地域の「一代様信仰」に置いて、戌年、亥年生まれの生涯の守護神とし崇敬され、津軽全郷より「お八幡さま」と呼ばれ尊ばれています。


戌亥殿には、ニノ鳥居を解体した材木から製作奉納された、はちまんわんこ、はちまんうりぼうもマスクをして鎮座していました。鳥居に付けられていた扁額、約50年間鈴緒に取り付けられていた本坪鈴、昭和4年に奉納された神馬など、かつては拝殿の中に奉安されていて、参拝者は見る事ができなかった貴重な奉物が見学できます。

弘前八幡宮 御祭神・ご利益・宵宮

ご祭神は、誉田別命(ほんだわけのみこと)、息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)、比売女神(ひめのかみ)。

この3柱を八幡三神と呼び、八幡神は武運の神として源氏平家ともに崇敬を集めた神様で、日本全国で稲荷神社と1位2位を争うほど数が多い神社です。

主宰神の誉田別命は応神天皇と同一視され、応神天皇が、皇紀860年(西暦200年)12月(戌の月)14日(亥の日)生まれで、寿命は百歳を超え、御運誠に目出度き御生涯と言われ、戌亥年の津軽一代様の守り本尊「八幡大菩薩」としても崇敬されています。

息長足姫命は、応神天皇の母親である神功皇后です。

神功皇后は、神託に従い三韓征伐を成し遂げた仲哀天皇の皇后。危険な状況の中でも無事、応神天皇を出産し立派に育て上げた経緯から、安産祈願や子育大願のご利益があり武の女神とされています。

比売大神(ヒメオオカミ)は、特定の神の名前では無く、主宰神の妻や娘もしくは地元に関係の深い女神などのことをいわれます。八幡社の比売大神の正体については諸説あるそうです。

さて、神格や伝承から八幡神の御利益は

必勝祈願・勝利成功
安全祈願
安産祈願
商売繁盛
技芸・武芸
子授かり・子宝祈願
縁結び・恋愛成就などがあります。

例祭は、8月1日。

『弘前八幡宮宵宮』は7月31日。

胸肩神社、最勝院・八坂神社に並び、弘前八幡宮宵宮の3つが、弘前の宵宮のなかでも出店も人出も多い宵宮だそうです。

弘前八幡宮 御朱印

お参り後に御朱印をいただきました。リンゴと向かい合わせのはちまんわんこ、はちまんうりぼうが可愛らしいですよね。

参拝記念の栞もいただきました。さらに、拝殿横の格子戸から奥に入って、重要文化財の本殿と唐門をぜひ見学してくださいとご案内いただきました! 親切!!

弘前八幡宮では、さくらまつりの期間限定の御朱印があるようです。限定や特別な御朱印というのも集めたくなりますよね!

重要文化財 本殿・唐門

拝殿の横から入り、奥にある本殿を見学させていただきます。

「これより先」此の地には四百年の神様の気(パワー)がございますので、是非ご自身で感じてくださいと書かれてあり、ちょっとドキドキします。格子戸の奥は、2度ほど温度が低く感じるのだとか。


格子戸を開けて入ると、本当に急にヒンヤリして気持ちが引き締まるような厳かな雰囲気を感じましたが、可愛い猫ちゃんがお出迎えしてくれてほっこりしました。

この狛犬は、熊野奥照神社、多賀神社にも納められている弘前市指定有形文化財に指定されている石造狛犬でしょうか? 本殿・唐門は、桃山時代の様式を伝える代表的な神社建築として、国の重要文化財に指定されています。

昔むかしから人々の営みがあって、ずっと受け継がれている文化財と、目には見えないけれど何となく感じることのできる神聖な空気感にありがたい気持ちになりました。

弘前八幡宮 場所・アクセス・駐車場

弘前八幡宮:公式ホームページ/インスタグラム(@hirosakihachimangu)

[住所]青森県弘前市八幡町1-1-1
[アクセス]JR弘前駅より徒歩で30分
[電話番号]電話: 0172-32-8719
[見学時間] 9:00~16:30

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