青森のお土産で美味しかったものをご紹介します。青森といえば、全国の約6割を占め日本一の生産量を誇る「りんご」がまず思い浮かびます。リンゴをまるまる一個、パイ生地で包んで焼き上げた「気になるりんご」は道民にとっても「水曜どうでしょう」で紹介されたアップルパイとして馴染みが深いですよね！
まるごとりんごパイ「気になるリンゴ」
青森県弘前市の老舗菓子店『ラグノオささき』が販売するアップルパイ「気になるりんご」は、青森のりんごをまるまる一個使用した人気の青森土産です。2011年にテレビ朝日で放送された全国ご当地おかしNo.1決定戦「お菓子-１グランプリ」で１位を獲得し、第24回全国菓子大博覧会金賞受賞するなど実力のある銘菓です。
中に入っているりんごはふじですが、期間限定で紅玉もあるとのことで・・・ちょうどこの時にはあったのに気がつかず、定番のふじのを一つ購入しました。紅玉のと食べ比べてみたかったな。
ちなみにふじりんごは、果汁が豊富で味のバランスが良く甘味と香りが強く、 歯触りもシャキシャキとしたリンゴです。大きさが300～400ｇほどあるふじリンゴに比べると、紅玉はサイズは180～200gと小玉で、酸味が強いのが特徴です。果皮が真っ赤になり煮込んでも煮崩れしないので、ジャムやアップルパイ、タルトタタンなどのスイーツ作りに適している品種です。
気になるリンゴ 実食レポ
気になるリンゴは一個972円。この赤い箱は「観光」パッケージで、箱の側面には「青森ねぶた」「奥入瀬渓流」「桜の弘前城」「八甲田」「十和田湖」の青森の四季を表した観光名所の写真がデザインされていました。
箱を開けるとまるまる一個のりんごのようなパイがゴロンと出てきました。ボリュームがすごい。重さを計ると約300gあり、大きさの割にはずっしりと重みがある印象です。
直径を測ってみると７センチほどの大きさがありました。どうやって食べたらいいのか悩みます。
とりあえず半分に切って断面を確認します。りんごが全く煮崩れないで、ゴールドカラーに透けていて神々しさすら感じます。りんごの芯をくりぬき、りんごを加熱し過ぎずシロップに漬け込んでいるので生林檎本来の歯応えに近いシャキシャキ食感が味わえるのだそうです。
りんごの芯の部分に詰められているクリームのような部分も美味しかったです。
りんごの切り方の定番でもある「くし形切り」にして食べました。シロップの甘さが控えめなので、シャキシャキと食べやすく、購入した時には「リンゴまるまる一個分なんてこんなに食べられるかな？」と思ったのですが、ペロリといけちゃいます。さすがに一気には食べられなかったので、冷蔵庫で保存して冷えた状態で食べても美味しかったのですが、軽く温めて食べるのもとっても美味しいのだそうです。
ちなみにカロリーは100g当たり182カロリーです。
パイの生地は薄いので、アップルパイというよりはリンゴを味わうお菓子だと思いました。お土産用にはもちろん自分用にも、リンゴ好きな方にはぜひおすすめのスイーツです。
水曜どうでしょう「日本縦断 甘いもの早喰い対決列島」に登場
まぁやっぱり青森と言えばこれよね、水曜どうでしょうでおなじみのリンゴ1個丸々使ったリンゴパイ「気になるリンゴ」#ミシシラ食レポ pic.twitter.com/uZ60pmmDRE
— 機能以外は死んでいるDEEP (@DEEPnusan) November 15, 2021
北海道で大人気のローカル番組「水曜どうでしょう」（いまや大泉洋さんの人気は全国区ですが、2001年に放送された）【日本縦断 甘いもの早喰い対決列島】にて青森対決の場面で使用されたお菓子が青森名物「気になるリンゴ」でした。どうでしょうファンにはお馴染みの商品ですよね！
ラグノオささき
株式会社ラグノオささきは、1884年に創業した青森県弘前市に本社を多く洋菓子製造販売会社です。最初は弘前市百石町「和菓子さゝき」という菓子屋を開業し、1954年に株式会社ささきを設立。店名を「銘菓のささき」としました。1958年に洋菓子店「ラグノオ」を開店。1969年に株式会社ラグノオささき」と変更しています。社名の由来は、エドモン・ロスタン作の戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」に登場する菓子職人の名前なのだそうです。
青森のお土産を扱っているところには必ずラグノオの商品が陳列されているなと思いました。「いのち」「りんごスティック」など、気になるリンゴ以外にも美味しそうなお菓子がたくさんありました！
公式サイト：ラグノオ
公式Twitter：ポロショコラ【公式】ラグノオ
公式Instagram：ラグノオ
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